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田村淳の「お城を100倍楽しむ方法」ワイドナショーから

トラベル

フジテレビで毎週日曜日に放送のワイドナショーで田村淳さんが「お城を楽しみ方」というプレゼンをやっていました。とても役立ったので皆さんにシェアーしたいと思います♪(2023/10/8放送)

フジテレビ ワイドナショー

4つのお城の観光大使をやっている田村淳さん

田村さんは、現在4つのお城の観光大使をなさっています。以下がそのお城です。

犬山城(愛知県)国宝 2010年4月から犬山観光特使
松江城(島根県)国宝 2016年10月から松江観光大使
福山城(広島県)   2023年2月から福山城名誉城代
丸亀城(香川県)   2023年7月から丸亀名誉大使

現在日本では、国宝5城といわれているものがあり、その中の2つを既に田村さんは落としていると自慢していました(笑)。いやいや1つでもすごいのに4つも落としているのは、さすがお城への愛が溢れている田村さんだからこそでしょうね。。。リアル信長の野望をやっているだけのことはあります。

そんな田村さん(なんか自分的に田村さんという呼び名より淳さんという呼び名がいいのでここからは淳さんで統一しますね。)が、お城をもっと楽しむ方法、見てほしいポイントをわかりやすく解説してくれました。

そもそもお城とは何を指していますか?

皆さん、お城ってもしかしたら、こんな建物→ を見てお城って思っていませんか?

まぁこれもお城なんですが、実はお城と呼ばれる場所はもっと広いんです。

お城は、縄張りと呼ばれる場所一帯を指します。

お城の縄張りとは、「建物や堀の配置など城全体の設計図のこと」を意味し、そういったお堀を囲んだ中をお城といいます。以下が宇和島城の縄張りの図になります。これすべてお城なんですね。う~ん勉強になります!

お城の役割

そもそもお城とは、その土地の一番偉い人がいるわけですから、やすやすと敵に攻められてはいけません。なのでお城の作りは色々と考えて造られています。

敵が攻めづらくなるように至る所に工夫が施されている。その結果、階段がきついのはしょうがない。だからこそ、現代人も観光がしにくいようになっている。

そんなお城こそ、お城の魅力を知ってほしいと淳さんは力説していました。

淳さんが大好きな仕掛けが面白い「お城3選」

敵に攻められないように工夫された数々のお城、その中でも特に淳さんが好きなお城を3つ挙げられています。ひとつずつご紹介します。

その1.犬山城

まずは犬山城のご紹介です。
犬山城は現存するお城の中で一番古いお城です。犬山城は天文6年(1537年)に築城されました。

この犬山城を淳さんは、「リアルなお城を一番はじめに体験するなら絶対に犬山城がいい!」と力説しています。その理由とは、

犬山城の周りには大きなお城が3つあります。木曽川を挟んで岐阜城、前方には名古屋城、その横には小牧城となります。

こんな大きなお城から攻められたら、小さなお城である犬山城はひとたまりもありません。昔ですから高い建物はなく、遠くのお城から土煙があがってくるとよく見えます。攻めてくるぞとわかるとすぐに白旗を上げて攻められないようにお城を守ってきました。そんな努力の甲斐あって、現存するお城で一番古く生き残ったのです。

まぁ淳さん曰く、「こういった歴史のロマンを楽しむのがお城の楽しみ方」だと言っています。歴史学者が云々とかどうでもいいのです。こういった話を聞いてからお城を楽しむのもアリだと私も思います。

犬山城の「急勾配の階段」

犬山城の天守に入ると、上に登る階段がありますが、これがものすごく急勾配になっています。これは敵が攻めてくるのを少しでも防ぐためのものになります。

さらに面白いのが、この階段の先です。
ちょうど一番上の段の部分が、最後だけ少し高くなっています。赤い矢印の部分ですね。

これは敵が攻めてきて、登り切ったと思ったところを、この少しの段差の違いでけつまずくことを想定して作っているんです。転んだところを一突き、、、ですね。

すごいですね。ここまで細かな工夫がされているんですね。昔の人は頭がいいです。

武者隠しの間

お殿様が座る場所の後ろには、ぱっと見壁に見える部分の後ろには、「武者隠しの間」という小部屋があります。これは現代でいえばSPですね。もしお殿様に危険が迫ればそこから武者たちが勢いよく飛び出してきて、お殿様をお守りします。

こういった工夫は何も犬山城だけでなく、全国のお城にあるそうです。

その2.福山城

広島県にある福山城は、その外観がすごい!
それが以下の写真です。

城の4面のうち、3面は白で北側の1面のみ黒いんです。
実はこれ、鉄板張りになっている非常に珍しいお城です。

もともとお城の色は、
黒いお城は、関ヶ原の戦い以前に築城されたものが多く
白いお城は、関ヶ原の戦い以降に菊城されたものが多い

そうです。

なぜ、福山城は1面だけ、黒くなっているのか?
それは、これは鉄板を貼ってあり、この方角から敵が攻めてきた場合、この部分だけお堀の幅が狭く、鉄砲が当たる可能性が高かったので、ここの面を鉄板を貼り、防御していたということです。

<補足情報>
福山駅からすぐ目の前にある福山城ですが、実は福山駅も城内なんです。だから福山駅に降りたとたん、すでに福山城に入っているってことになるそうです。。以上、淳さん情報でした。

その3.丸亀城

香川県にある丸亀城は、天守は小さいが石垣がすごい!
どれくらいすごいかっていうと、以下の写真のように立派です。

思わず「すごっ!」って言いたくなるほど圧巻ですね。東野さんも驚いています。笑

丸亀城はなぜこんな立派な石垣の上にお城を築いたのか、その理由は諸説ありますが一説には「海を見張るためにお城を高くした」という説が有力だそうです。

この丸亀城には、いろいろな時代の石垣があります。

打込接(うちこみはぎ)
石を乗せやすいように、ちょっとだけ加工したもの
切込接(きりこみはぎ)
きっちりと隙間なく加工したもの
野面積(のづらづみ)
自然石をそのまま積み上げたもの

なるほど、石垣にもいろんな種類があるんですね。確かにこういった知識を行く前に入れていくのは重要です。石垣を知らずに丸亀城に行くのはもったいない!

石工職人「羽坂重三郎」

丸亀城の石垣を造った石工職人が「羽坂重三郎」という人で、あまりにも立派な石垣を造り、お殿様に大変褒められたそうです。

殿様曰く「こんな立派な石垣があれば難攻不落、誰も登ることはできないだろう。」
その言葉を聞いた重三郎は、
重三郎「いや、私なら簡単にできますよ。」
といい、調子に乗って鉄の杭を両手に持って石垣の隙間にさして、ひょいひょいと登っていきました。
これを見た殿様は、こいつはやばい奴だ、こいつの技術はすごい、どっかの誰かに持っていかれたら一大事、せっかくお金をかけて造った石垣が無意味になる、そう考えた殿様は重三郎を井戸に沈めたという逸話があるそうです。

淳さんは、「僕は丸亀城に行くと毎回羽坂重三郎に手を合わせる」だそうです。
確かにこういった裏話的なことを知っているだけでも、石垣を見る楽しみが増えますね。

なんちゃって、お城通になるための豆知識

お城を見て回るうえで、見るポイントがあるそうです。
それが破風(はふ)懸魚(げぎょ)です。

破風(はふ)は、
お城の屋根の形ですね、。どういうふうに破風がつらなっているかと見ると、お城の様式美がわかるそうです。

懸魚(げぎょ)は、
お城の屋根の真ん中や屋根の上についているマークみたいなものです。屋根についている妻飾りだそうです。こえは火よけの願いを込めて飾られているそうです。名古屋城のしゃちほこがそうです。

以上が、田村淳さんによる、「お城を100倍楽しむ方法」となります。
このテレビを見て、実際にお城に行きたくなっちゃいました!!今度の旅行はお城巡りを考えてみようかな。。。

最後に、淳さんのプチ情報

淳さんのファーストキスは小倉城で、壁ドンではなく城ドンでやったそうです。
まぁこれはどうでもいい情報ですね。では最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!

淳さん、これからも応援していきます!!

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